・鉱物名: 天然コランダム
・宝石名: サファイア(パパラチア)
・屈折率:1.770-1.762
・硬度: 9
・カット:ラウンド
・色: ピンクオレンジ
・カラット:0.52ct
・サイズ: 4.94×5.08×2.83mm
・品質: ルーペクリーン
・処理の有無: なし
・主な産地:スリランカ
・入手先：バンコク


今回、希少性の高い「非加熱」のパパラチァが入荷いたしました。

「パパラチァ（Padparadscha）」は「蓮の花」という意味を持ち、名の通り麗しい輝きを放ちます。

オレンジとピンクの中間の絶妙な色合いをしているものだけに与えられる、特別な名称です。希少価値が高く、「幻の宝石」と称されます。
やはり特筆すべきは「非加熱」という点でしょう。

市場に出回るサファイアの99%は、1800℃という高温で加熱処理を行うことで、潜在的な美しい色彩を引き出しますが、こちらのパパラチァは"非加熱"でございます。
地下200㎞という厳しい環境の中で、美しいピンキッシュオレンジが引き出されており、ピュアで透明感のある澄んだ輝きが、このストーンに華を添えております。

人気の高いラウンドへとカッティングされ、蓮花色の可愛らしさをそのままに、高貴な印象を持たせております。
各ファセットの研磨が丁寧に施されておりますので、高い透明感と輝きを呈します。


また、特筆すべき特徴はその色味にあります。主観ですが、ピンク:オレンジが4:6ほどであり、こちらのカラーを呈する非加熱のパパラチァは滅多に市場に出回ることはございません。
この色彩を持するパパラチァは、希少性が極めて高いと言えるでしょう。私も目にした瞬間に購入を決めていました^^;


通常のサファイアでも非加熱であれば相当の希少性を有しますが、なんといっても「パパラチァ・サファイア」の非加熱。その希少性と価値は計り知れず、非加熱のルビーにも比肩するほど。
今回のストーンは、世界一の権威を誇る、米国宝石学会GIA発行の「パパラチァサファイア」の名称が記載された鑑別書が付属。
厳密な基準に担保された美しさで魅了します。


短くない年数を宝石と向き合っている私でさえ、ここまで美しい色彩を持する非加熱のパパラチァには、中々出逢うことはありません。


King of Sapphire（サファイアの王）パパラチァ・サファイア。


幻の宝石を、ぜひお手元に。


【付属品】
・ルースケース
・GIA発行鑑別書

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https://store.fredericksgems.com/items/63807080